慢性的な睡眠不足状態になる熟眠障害の症状とその改善方法を解説

寝つきも良く充分な睡眠時間を取っているにも関わらず、翌日は体が重くスッキリしないという状態も不眠症の種類に挙げられ、このような不眠症のことを熟眠障害と言います。

この熟眠障害は比較的若い世代に現れる不眠症の種類で、平均して7~8時間の睡眠時間を確保しているのに目覚めたときに満足に眠れなかった感じがあり、慢性的に心や体が睡眠不足の状態になってしうことを指します。

ではなぜ、充分な睡眠時間を確保できているのに熟眠障害にかかってしまうのかを簡単に述べると、これは睡眠の質が悪いことが主な原因として挙げられます。

そもそも睡眠には、夢を見ていて眠りが浅い状態の「レム睡眠」と、深い眠りで脳を休めている状態の「ノンレム睡眠」と2種類あり、私たちの睡眠サイクルはおよそ90分おきにレム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わり、これを1回の睡眠で4~5回繰り返していると言われています。

質のいい睡眠とはノンレム睡眠がポイントになっていて、このノンレム睡眠は入眠後の3時間の間に集中して表れ、朝になるにつれてだんだんと現れなくなりレム睡眠状態で目が覚めていくというのが一般的に質のいい睡眠と言われているのですが、熟眠障害を抱えている方は入眠後の3時間の間にノンレム睡眠に入っていないために眠りが浅く、脳も十分な休息ができていないまま朝を迎えてしまっているのです。

逆を返せばたとえ睡眠時間が短くても、入眠後の3時間以内にしっかりとノンレム睡眠状態になっているのであれば、たとえ全体の睡眠時間が短かったとしても深い眠りに付けているので、目覚めた時もスッキリして寝不足を感じることはありません。

それでは熟眠障害を改善するための方法を挙げていくと、まず体内時計を正常化させることが重要で、そのためには日中の生活環境を見直すことが重要になります。

具体的には、しっかりと太陽の光を浴びること、栄養バランスのとれた食事を摂ること、できるだけ昼寝を避けること、就寝前のアルコールやカフェインの摂取は控えること、軽い運動や入浴で汗をかくこと、使用している寝具を見直すことなどが熟眠障害の改善方法として挙げられるでしょう。

特に朝日など午前中に太陽の光を浴びることは、快眠に導いてくれるセロトニンという脳内物質を増加させることができますので、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びることは非常におすすめです。

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