不規則な生活で体内時計が狂うことが不眠症の原因になることがある

人間をはじめ生物には生活リズムというものがあり、これは私たちの体の中にある体内時計がリズムを刻んでくれていて、日中は活動的にしてくれて夜は眠くなるようにコントロールしてくれています。

しかし、不規則な生活を続けてしまうことでこの体内時計が狂って生活リズムが乱れ、結果として夜寝たいのに眠れないという不眠症の大きな原因が急増してるのです。

ここでは不眠症につながってしまうポイントとして、体内時計や生活リズムの乱れに大きく関係している生活習慣の代表的な3つの項目を挙げていきたいと思います。

太陽の光
そもそも人間の体内時計は1日が24時間に対して25時間と1時間多く存在していますので、そのままにすると徐々にずれていってしまうのですが、太陽の光には睡眠に必要不可欠なセロトニンという物質を分泌させ、また体内時計の乱れをリセットしてくれる効果があります。

昼夜逆転している方で不眠症など何かしらの睡眠障害を持っている場合が多いというのも、覚醒時に太陽の光を浴びていないことが大きく関係しています。

睡眠と覚醒のリズム
眠りを誘ってくれるメラトニンという脳内物質は、起床して光を浴びてから14時間~16時間後に分泌が始まって眠気を誘う働きをしてくれるのですが、夜寝る時間と朝起きる時間が毎日バラバラだったり、夜間の仕事をしていて昼夜逆転している方などは、結果的にこのメラトニンの分泌パターンがバラバラになってしまいます。

寝たいのに寝れない不眠症状はもちろんのこと、ちゃんと寝たのに体が重く疲れやすかったり、日中に必ず眠くなどの症状がある方は、かなり高い確率でこのメラトニン分泌に異常をきたしている可能性があります。

食事のリズム
いつの時間帯に食事をとるのかというのも体内時計に大きく関係していて、食事を摂る時間帯が決まっていなくいつもバラバラの生活をしている方は、体内時計を乱れさせてしまっている可能性があります。

また、日中活発に行動するためのエネルギー源になる朝食を食べない生活だったり、脳や神経を活発にさせる就寝前の食事なども、リズムを乱して不眠症につながる原因になります。

以上、体内時計や生活リズムの乱れに大きく関係している3つの項目でしたが、不眠症で悩んでいる方はこれらの生活習慣を疎かにしている方もいるのではないでしょうか?

また体内時計と生活リズムが乱れてしまうと、不眠だけでなくうつ病などの精神疾患、意欲や集中力の欠如、自閉傾向といったような様々な病気や症状につながる可能性がありますので、健康で快適な人生をおくるためにも規則正しい生活リズムが重要になるのです。

そして乱れたリズムを整える方法としては、まず毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きるということが何よりも重要ですが、個人によっては日によって忙しさが違うなど都合もあると思いますので、いきなりは難しいようでしたら最低限起きる時間帯だけはなるべく統一するようにし、さらに起きたらすぐにカーテンを開けて太陽光を浴びるようにして下さい。

また食事もできるだけ毎日規則正しく同じ時間帯に食べるようにして、寝る3時間前にはお腹に何も入れないようにすること。特に朝食は3食の中でも体内時計の正常化に1番大きく関係してきますので、抜くことなく毎日きちんと食べることを心がけると良いでしょう。

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