幸福感や精神の安定・不眠症改善とも深く関係しているセロトニンについて

セロトニンは脳内にある神経伝達系ホルモンの1つで、幸福感を与えてくれたり脳内の神経の興奮を鎮めたりなど、主に精神の安定を司っていえうホルモンです。

また脳内にはセロトニン以外にも、ノルアドレナリンやドーパミンなどのその他の神経伝達系ホルモンがありますが、セロトニンはこれらのホルモンを操作してバランスを取る働きをしています。

セロトニンが不足してしまうと、以下のような症状が出やすくなっています。

・不眠
・疲れやすい
・片頭痛
・やる気や集中力がなくなる
・イライラしたり落ち込みやすくなる
・すぐに緊張してしまう

といったようにセロトニンが脳内から不足してしまうと、ノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達系ホルモンのバランスが安定しずらくなり、精神的に不安定になったり、睡眠時に必要になるメラトニン分泌が減少してしまうので不眠症にかかりやすくなってしまうのです。

実際のところ、うつ病や自律神経失調症などの精神疾患にかかっていたり、依存症(買い物・ネット・ギャンブル・アルコールなど)の方の脳内は、セロトニンが不足しているケースが多く、ストレスに弱く心の病を引き起こしやすいとされています。

またセロトニンは10代をピークにして歳をとるごとに減少していくとされており、また女性は男性よりも脳内でセロトニンを生成する力が弱く、更年期特有のイライラや精神の不安定な症状は、セロトニンの減少とも大きく関係しているといわれています。

このようにセロトニンは、心の安定や毎日グッスリと自然に眠れるようになる重要なポイントになっているということで、次にそのセロトニンを増やし方を紹介したいと思います。

<普段の生活からセロトニンを増やす方法>

・朝に太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることで、セロトニン分泌のスイッチを入れることができます。

・深呼吸をする
座禅を組みながらおへそを意識して、1回15秒ほどの深呼吸をすることで血中の二酸化炭素が増えセロトニンが出やすくなります。

・リズム運動を行う
階段の上り下り、ペースを上げ下げしないウォーキングやジョギング、サイクリングなど一定したリズムで運動を行うと良い。

・トリプトファンを含む食事を摂る
セロトニンの元になっているトリプトファンは、マグロやたらこなどの魚類、豚や牛肉やレバーなどの肉類、豆類、牛乳などに豊富に含まれています。

・泣く
涙はストレスを外に出し副交感神経のスイッチを入れるので、感動できるDVDや小説を読んで意識的に泣く習慣を付けるのもおすすめ。

以上が代表的なセロトニンを増やす方法です。

これらは普段から気軽にできることばかりだと思いますので、睡眠薬を常用しているほどの不眠症状に悩まれている方や、心療内科・精神科でうつ病などの治療を受けている方はもとより、疲れやすい方、最近ストレスが溜まっている方、イライラしやすくなっている方なども、上に書いた方法で一度意識的にセロトニンを増やす努力をしてみることをおすすめします。

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